Events
野球観戦  
The annual excursion "watching baseball games" on June 8. Sendai beat Yokohama!
医化学分野 毎年恒例 野球観戦 応援の甲斐あって、楽天が勝利しました。

鈴木未来子助教 帰任 
Mikiko Suzuki (Assistant Prof) has come back from 3-month training in University of Michigan (Doug Engel's Lab).
6月3日 鈴木未来子助教が3ヶ月のミシガン大学での研修から帰任されました。

宇留野助教が匂坂記念賞を受賞 
Dr. Uruno (Assistant Prof) was awarded the Sakisaka prize on May 21st.

2011.5.21 宇留野助教が匂坂記念賞を受賞しました。受賞のコメントが届いております。
「この度は、匂坂記念賞を受賞することができました。この受賞は、山本雅之教授をはじめとした多くの方々からいただいた御指導や、たくさんの方々につきあっていただいた議論などが私の研究者としての財産であると改めて考え直すきっかけとなり、大変に実りのあるもとのなりました。この受賞を励みにして、これからますます研究に精進し、医学の発展に努めて行きたいと思います。これからもよろしくお願いいたします」
宇留野 晃

Welcome party 2011 
Welcome party on May 13th. Seven newcomers have joined us. (The Japanese school year starts in April.)

5月13日 ひと月遅れながら、今年度の新人歓迎会が催されました。震災後にもかかわらず、7名ものメンバーが加入しました。

Author's comments (Yosuke Hirotsu)  
Nrf2 degron-fused reporter system: a new tool for specific evaluation of Nrf2 inducers. (Genes Cells. 16:406-415)
“We established a new assay system that detects Nrf2 protein stability. This assay system will enable us to perform highly efficient and specific screening of Nrf2 inducers. “
<論文著者による研究内容紹介>
Nrf2活性化剤は、癌や神経変性疾患、生活習慣病を予防する治療薬として注目されています。Nrf2活性化剤を効率的に探索するためには、Nrf2の活性を特異的に検出する解析系が必須です。従来の解析法は、Nrf2結合配列依存的に発現するレポーター解析が主流でしたが、この解析法は、特異性が低いという問題点がありました。本研究では、Nrf2の活性化は分解の抑制(脱抑制)が基本であることに注目し、Nrf2蛋白質の安定性を評価する特異性の高い解析系の構築に成功しました。現在、この解析系を利用して、Nrf2活性化剤を探索する研究が進行中です。新しいNrf2活性化剤が見つかり、新薬ができることを楽しみにしています。

震災復興に向けて 
Toward the recovery from the Japan Earthquake and Tsunami (Message from the Dean in English)

3月11日の大震災にて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。私たちの研究室でも地震による被害を受けました。大きく長い揺れにより、棚から書類が落下し、大切な実験機器が破損し、貴重なサンプルも失われました。実験も生活もまだ以前と同じレベルには回復していませんが、研究室のメンバーおよび家族は全員無事です。大災害の後でも、また同じメンバーで仕事ができることに感謝し、一致団結して復旧・復興作業を続けております。
 国内外から、とても多くのご支援、励ましのお言葉を頂いております。まことにありがとうございます。

緊急災害対策 医学系研究科長メッセージ

Author's comments (Takafumi Suzuki) 
Select heterozygous Keap1 mutations have a dominant-negative effect on wild-type Keap1 in vivo. (Cancer Res. 71:1700-1709)

"This article indicates that a single-hit mutation in the KEAP1 gene is sufficient to generate a selective advantage in growth of tumor cells."
<著者による論文内容紹介>
KEAP1は二量体で1分子のNRF2に結合することにより、NRF2の過剰な活性化を抑えるはたらきがあります。今回の研究では、NRF2との結合能が弱まる変異型KEAP1が細胞内に正常なKEAP1と等量存在するだけでNRF2の過剰な活性化を引き起こすことを明らかにしました。今回の遺伝子改変マウスを用いた研究成果は、ヒトのがんでKEAP1遺伝子のヘテロ接合型変異が高い頻度で検出されていることと一致しています。悪性度の高いがん細胞における高い増殖能や抗がん剤に対する薬剤耐性能は、NRF2活性化と関連があると指摘されていますが、本研究はKEAP1が悪性腫瘍の創薬ターゲットとなりうることを示唆しております。

Before the disaster (March 9th) 
Just before the disaster, Prof Yamamoto was earned the Leading Edge Award from the Society of Toxicology (SOT), and gave a memorial lecture on Keap1-Nrf2 system in Washington DC.

After the Earthquake (1)  
As you know, March 11, 2011, we suffered from the massive earthquake. Everything in the shelves dropped off, a lot of precious samples were scattered and lost, treasure equipments were damaged,

After the Earthquake (2) 
and important documents either fell down in the professor’s office…

Was he under the documents?

After the Earthquake (3) 
He safely revived from there!
(In fact, he was out of the office just at that moment. But, he is still pressed with invisible documents, paper drafts, grant applications, and so on.)

Fortunately, we all are safe after the disaster as well as our families/relatives, and our research facilities are remarkably recovering in the same place.

We would really appreciate all of your heartwarming messages and great supports, which give us courage a lot.

2011年3月1日 山本教授 東レ科学技術賞 受賞  
山本教授が「生体の環境ストレス応答の分子機構の解明」で第51回(平成22年度)東レ科学技術賞に選ばれました。
http://www.med.tohoku.ac.jp/index.php/article/show/id/873
http://www.toray.co.jp/tsf/info/inf_001.html
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2011022379754

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